10.03.2008

第38回


日時:10月3日(金)17:00から
場所:代々木オリンピックセンター、センタ−棟303
著者セッション:上村忠男
書評担当:大橋完太郎
ジャンバッティスタ・ヴィーコ『新しい学』(上村忠男訳、法政大学出版会、2008年
6月)
上村忠男『バロック人ヴィーコ』(みすず書房,1998年)

さて、上村忠男さんをお招きして書評会を行う十月きむすぽにあたって、参考になる本をご紹介いたします。

『歴史を問う6 歴史の解体と再生』岩波書店 2003年
ここでは、歴史をめぐる五つの対談が収められていますが、編集委員として上村忠男さんがいずれの議論にも参加されていて、いずれも興味深い議論が展開されています。また、Ⅱの「フルコト・ミュートス・ヒストリアー「歴史の詩学」再考ー」は、上村さん、藤井先生、川田順造さんの鼎談となっており、必読です。

なお、『歴史を問う5 歴史が書きかえられる時』には上村さんの「歴史が書きかえられる時」が、『歴史を問う1 神話と歴史の間で』には藤井先生の「『うた』から見いだす神話の生成」が収められています。



7.11.2008

第37回


日時:7月11日(金)17:00から
場所:代々木オリンピックセンター、センター棟413号室
発表:小松原孝文
「保田與重郎と古典の美学——「日本の橋」を媒介として」
書評:大橋 完太郎X高木信
高木信『平家物語ー装置としての古典』春風社 2008年4月

5.02.2008

第36回


特別企画『言葉と戦争』から憲法を考えるー平和の言語態のためにー
対談:藤井貞和X小森陽一
言葉は戦争に向き合えるだろうか。『湾岸戦争論』から14年、「戦争の起源」とは
何かを問う。「反戦」の言葉から憲法へ。
日時:2008年5月2日(金)18時開場、18時20分開始
場所:東京大学駒場キャンパス18号館ホール
(京王井ノ頭線駒場東大前駅下車)

4.18.2008

第35回


17:00から
場所:代々木オリンピックセンター、カルチャー棟美術室1書評:朴裕河さんをお迎えして+小森陽一
○朴裕河『和解のために 教科書、慰安婦、靖国、独島』平凡社 2006年
○朴裕河『ナショナル・アイデンティティとジェンダー—漱石・文学・近代』クレイ
ン 2007年
レポーター:野網摩利子、藤井貞和

4.04.2008

第34回


4月4日(金)17:00から
場所:代々木オリンピックセンター、カルチャー棟美術室1
書評会:(著者セッション)
藤井貞和『言葉と戦争』(大月書店、2007年)
レポーター:西野厚志
小森陽一『ことばの力 平和の力—近代日本文学と日本国憲法』かもがわ出版 2006年
レポーター:藤井貞和

12.07.2007

第33回


発表者:スエナガ・エウニセ「狭衣の母ー『狭衣物語』の堀川上の影なる努力」
[個人発表]
発表者:柳周希「夢浮橋巻の横川僧都の消息文の解釈をめぐって」

スエナガ・エウニセ「狭衣の母ー『狭衣物語』の堀川上の影なる努力」
『狭衣物語』では、狭衣の母堀川上は常に子の望みを叶えることを願う母、そして子の視点からいつまでも若くて美しい天女的な女性として描かれる。これは、この世のヒエラルキーを重視し、現世離脱願望の強い子をこの世に位置づけよう、結婚を強制しようとする父と対照的である。本発表では、どのような場面で堀川上が子から理想的な女性として見られるのかを考察し、狭衣は理想的な母を幻想しているのではないかと指摘する。 狭衣はまた、実の兄妹として育てられた母の姪である源氏宮を理想的な女性と崇め、しばしば源氏宮と母を同一視している。源氏宮思慕の裏に母恋の感情が潜んでいるということはすでに指摘されている。本論では、狭衣、源氏宮、堀川上が登場する場面を考察し、狭衣と源氏宮や狭衣と堀川上の特異な関係が形成されるに至ったのは堀川上に一因あることを指摘する。堀川上は優れた息子や養女と三者の理想的な関係を築き、息子を溺愛することで、息子を自分のもとにとどめておこう、現世離脱願望を忘れさせようとしているのではないかと論じる。


柳周希「夢浮橋巻の横川僧都の消息文の解釈をめぐって」
宇治十帖の最後の巻である夢浮橋巻は、浮舟の救済や薫の愛執の問題などさまざまな論議をよんでいます。その中心となる問題の一つは、薫のもとめによって、横川の僧都が浮舟に
あてて書いた手紙の解釈です。この手紙は、浮舟に対し還俗をすすめるものとする論と、一方では、還俗を横川の僧都がすすめることはありえないとする論があります。本発表では、非還 俗説の立場から考えてみたいと思います。

10.05.2007

第32回


[個人発表]
発表者:多田蔵人「つゆのあとさき」
[個人発表]
発表者:リンホエワ・タチアナ「九鬼周造『いきの構造』」