10.03.2008

第38回


日時:10月3日(金)17:00から
場所:代々木オリンピックセンター、センタ−棟303
著者セッション:上村忠男
書評担当:大橋完太郎
ジャンバッティスタ・ヴィーコ『新しい学』(上村忠男訳、法政大学出版会、2008年
6月)
上村忠男『バロック人ヴィーコ』(みすず書房,1998年)

さて、上村忠男さんをお招きして書評会を行う十月きむすぽにあたって、参考になる本をご紹介いたします。

『歴史を問う6 歴史の解体と再生』岩波書店 2003年
ここでは、歴史をめぐる五つの対談が収められていますが、編集委員として上村忠男さんがいずれの議論にも参加されていて、いずれも興味深い議論が展開されています。また、Ⅱの「フルコト・ミュートス・ヒストリアー「歴史の詩学」再考ー」は、上村さん、藤井先生、川田順造さんの鼎談となっており、必読です。

なお、『歴史を問う5 歴史が書きかえられる時』には上村さんの「歴史が書きかえられる時」が、『歴史を問う1 神話と歴史の間で』には藤井先生の「『うた』から見いだす神話の生成」が収められています。