叙述態研究会(きむすぽ)の皆さま
大変ご無沙汰しております。
コロナ感染の終息が見通せない状況ではありますが、皆さまお変わりないでしょうか。
昨年一年はお休みをいただきましたが、Zoomを用いて、きむすぽを再開できる見込みになりましたので、ご案内を差し上げます。
第97回 叙述態研究会
日時:9月3日(金)14時~
【著者セッション】
高木信『亡霊たちの中世――引用・語り・憑在』(水声社、2020年)
(今回はコメンテーターは定めずに、全員で自由に議論したいと思います)
http://www.suiseisha.net/blog/?p=12847
〈亡霊〉はそこにいる――
自己と他者の境界を攪乱する「語り」(ナラティヴ)に潜む亡霊、時間と空間を混線させる「間テクスト性」(インターテクスチュアリティ)に潜む亡霊――
主体・意味・記号の一義性が、亡霊に取り憑かれたときに消滅する。
『源氏物語』『平家物語』をはじめとする日本古典の数々を緻密に読み解き、テクストにまったく新しい時空と意味を導き入れる〈亡霊論的転回〉の試み。
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Zoomでの参加方法など、不明なことがございましたらいつでもお問い合わせください。
皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。
村上克尚